Proxy経由でアクセスに便利なブラウザ拡張機能(Chrome/Firofox Extension)のご紹介
こんにちは、コカコーラ大好きカジです。
特定の通信のみProxy経由して通信したい際に便利なブラウザ拡張機能(Chrome/Firofox Extension)のFoxyProxyご紹介します。
社内のメンバーから聞かれたのブログにしました。 (個別に説明するのが面倒になりました。)
前提条件
製品 | ブラウザバージョン |
---|---|
Firefox | 68.0.5 |
Chrome | 74.0.3729.157 |
何ができるのか?
ブラウザでアクセスする際に、特定の宛先だけProxyサーバを経由して通信するように設定できます。 図にするとこんな感じです。
セットアップ手順
Chrome/Firefoxで手順はほとんど同じです。(一部違うところについては最後の部分をご参照ください。) まずブラウザ拡張機能をインストールします。 chrome ウェブストアで、Foxy Proxy Standard検索しインストールします。
ブラウザ側にアイコンができるので、クリックしてOptionをクリックします。
画面の上部にある「Proxy mode」プルダウンリストで「Use proxies based on their pre-defined patterns and priorities」を選択すると、これから設定するパターンに沿ってProxyサーバ経由で通信します。 その他として「Disable Foxy Proxy」にするとインストールする前の状態で動作します。 「Add proxy」でProxyサーバ設定を追加します。 Proxy設定後は、全ての通信を設定したProxyサーバ経由にすることも可能になります。
「Proxy Details」でProxyサーバの設定を行います。 設定が終わったら、「URL Pattterns」をクリックしてどの宛先の時にProxyサーバを経由するか設定します。
「Add new pattern」をクリックして通信したい宛先を設定します。 URLの後ろに「/*」を入れるとその宛先の複数Pathに対応します。
Firefoxでの差異について
パターン部分の設定はChromeと異なり、Firefoxのプラグインはドメイン名やIPアドレスのみ入力で、「http://」や最後の「/*」が不要なのでご注意ください。
うまくできないときは?
Proxyサーバ設定が正しいのに、通信確認しうまくできていなければ、「URL pattern」の設定に誤りがあります。 また、「Proxy mode」を変更して切り分けしてみるのもおすすめです。 トライアンドエラーで設定してみてください。
特定通信のみProxyサーバ経由して通信したい場合に便利ツールのご紹介でした。
どなたかのお役に立てれば光栄です。